加計呂麻島 その3 戦争遺構


加計呂麻島は美しさとともに悲哀を持った島だ。


先の大戦で沖縄が米軍の手に落ちる前夜、いよいよ本土決戦かという雰囲気の中、大島海峡の水深を利用するであろう米軍を北上させまいと、ここを最終防衛ラインとした歴史がある。


潜水艦の見張り台や弾薬庫、砲台、さらには島尾敏雄大尉率いる特攻隊「第十八震洋隊」が置かれた。


今でも多くの戦争遺構が、当時の様子を今へと伝えている。


時代を遡ると、絶世の美女ウラトミとその娘これまた美しいムチャ加那の、悲哀の物語もある。



美しさと悲しみの対比。

今はただただ美しい加計呂麻島。



おおぞらみらいサポーター

「おおぞらみらいサポーター」とは、みらいにはばたく子どもたちを応援するボランティアです。 「もう一度屋久島に行ってみたい」「自分の高校時代の経験を伝えたい」「これまでの子育て経験を生かしたい」「学校の活動にかかわってみたい」「ボランティア活動に興味がある」といった方々の集まりです。

0コメント

  • 1000 / 1000