屋久島ではもうアサギマダラが飛翔している(2020年4月2日初見)
着物の浅葱裏(あさぎうら)などの、浅葱色(=うすい水色みたいな灰色みたいな部分)をベースにした、美しいマダラチョウ科の仲間だ。
華奢な胴体に幅広の羽、ひらひらと風に乗った翔び方をするくせに、意外と飛翔力がある。
大阪で確認された個体が高知県で再捕獲された例もあるくらい。
1980年代「大阪のアサギマダラを調べる会」の立ち上げの黎明期に、日浦勇先生やほかのメンバーのみなさんと、採集にマーキングに生態調査に明け暮れたことが懐かしい。
といっても小学校3年生くらいのときだから、戦力としてはゴマメ程度だったと思うが。
会の動きは全国に広まり、今や長距離を移動するチョウの代表格として認知されるようになった。
こいつは南から来たのか、それとも屋久島で生まれて北に向かうのか。
興味は尽きない。
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