以前、御在所岳の前尾根ルートの登攀最期の登山道に抜けるところで、5から10メートル落ちたことがある。
真新しいハーケンがすっぽり抜けたことが原因だった。
崖途中に生えていたヒメシャラの木で止まったのでいまこのブログを書くことができている。脇腹を打ち、右尻に尖った石で大穴が開いて大出血。翌日からの台湾出張が難儀したことくらいが大変だった。
どんなハーケンも抜ける
新しいハーケンこそ信用しない
海外出張の前日に岩で遊ばない
ということを学んだ。
さて前置きが長くなったがちょっと近所でクライミングをしてきた。
5.8とか5.9とかの快適な花崗岩ルートだ。
しかも穿たれたハーケンはそれなりに新しい。
一枚岩のめちゃくちゃ高度感のあるルート。
落ちたら真っ逆さま〜というビレイ(確保)も痺れるクライミングとなった。
ハーケンはいつか抜けるということを肝に、また行こうっと。
あー楽しかった。
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