これがその出来たてホヤホヤの黒糖だ。
まだ温かく、一段と甘みと爽快さが加わった感じがする。
小学生に混じって私からも質問させていただいた。
「どの行程が一番楽しいですか?」
(杉俣さんの奥様)
やっぱり搾り器に掛けてるときですね。無心になります。ときどき「今日の晩御飯どうしようかな?」とか考えてますけど(笑)
(杉俣絃二朗さん)
最後の撹拌機に入れる直前の見極めですね。ここですべてが決まる。そしてここでこのさとうきびがどうやって育ってきたか、どんな性質があるのか、全てわかる。手触り、匂い、味、すべての感覚を研ぎ澄まさねば把握して判断できないのでこの行程は機会化できないんですね。さとうきびたちにとってみたらいわゆる「第二の収穫」と言えるかもしれません。
うーん。
「第二の収穫」
素晴らしい言葉だと思う。
さとうきびもきっと感謝しているに違いない。
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