2020.07.30 21:55加計呂麻島 その8 リュウキュウイノシシ加計呂麻島は入り江が深く入り込んだリアス式海岸の島だ。その森にはハブがいる。そしてリュウキュウイノシシというイノシシがいる。島の鉄砲打ちはみんな猟期が待ち遠しい。次はあの森に入ってみようとかあそこにいそうだな、とか。海よりも森が気になって仕方がない、らしい。実際にリュウキュウイノシシを炭火焼きでいただいた。脂身が爽やかで甘みがあって、それはもう絶品。本土のイノシシもここまでのモノはないだろう。海よりも森が気になる、というのもうなづける話だ。
2020.07.29 20:30加計呂麻島 その7 リリィさんと寅さん加計呂麻島。その海はどこまでも青く、遠浅の珊瑚礁が輝く。寅さんがリリィさんの家についつい長居してしまったというのがめちゃくちゃ理解できる。第48作目「男はつらいよ寅次郎紅の花」渥美清さんの遺作となった。その碑が諸鈍(しょどん)集落などにある。痛みに耐えてここ加計呂麻島で最後の作品を取り終えた渥美さん。少しは癒やされたのだろうか?
2020.07.28 21:05加計呂麻島 その6 実久(さねく)ブルー加計呂麻島は、なんといってもその海の美しさが素晴らしい。「加計呂麻ブルー」と呼ばれる。その加計呂麻島の中でも特に素晴らしい海岸があるという。その名も「実久(さねく)」人は敬意を込め「実久(さねく)ブルー」とその青さを称える。実際に本当に美しかった。ホントにこの青さといったら!
2020.07.27 22:25加計呂麻島 その5 ミキ会社の先輩から「奄美に行ったら絶対に探してみて!メッチャ美味しいから!」と力強く勧めていただいていた「ミキ」。大量に発見した。たしかに美味しい。その上に身体に良さそうだ。これもこの奄美の暑い夏を乗り切る知恵。
2020.07.26 19:55加計呂麻島 その4 島尾敏雄大尉第十八震洋特攻隊の隊長であった海軍大尉、島田敏雄は終戦後、物書きになった。その碑がある。ひっそりと震洋の基地の傍、震洋のその模型とともに海を見つめている。
2020.07.24 19:55加計呂麻島 その3 戦争遺構加計呂麻島は美しさとともに悲哀を持った島だ。先の大戦で沖縄が米軍の手に落ちる前夜、いよいよ本土決戦かという雰囲気の中、大島海峡の水深を利用するであろう米軍を北上させまいと、ここを最終防衛ラインとした歴史がある。潜水艦の見張り台や弾薬庫、砲台、さらには島尾敏雄大尉率いる特攻隊「第十八震洋隊」が置かれた。今でも多くの戦争遺構が、当時の様子を今へと伝えている。時代を遡ると、絶世の美女ウラトミとその娘これまた美しいムチャ加那の、悲哀の物語もある。美しさと悲しみの対比。今はただただ美しい加計呂麻島。
2020.07.23 19:30加計呂麻島 その2 海上タクシー奄美大島から加計呂麻島へは、大島海峡を渡らなければならない。ここは水深がかなりあり、橋が掛けられない、または橋を掛けたとしても採算に合わない、らしい。なので、フェリーか「海上タクシー」という交通手段しかない。「海上タクシー」それがこれ。海風を受け海峡を渡る。なんとも良い感じ。
2020.07.22 20:45加計呂麻島 その1 奄美大島 瀬戸内町 古仁屋にて喜界島から奄美大島へ渡り、そのままレンタカーで南下。瀬戸内町の古仁屋(こにや)という街についた。峠の山道から一転、眼前にリアス式海岸がパッと広がる。ちょうど伊勢志摩あたりをドライブしていると、山道、峠、海岸線というのが移り変わるが、ちょうどそんな感じだ。その古仁屋で「奄美名物」と言われる「油そうめん」をいただいた。奄美大島の家庭料理らしい。実際、屋久島に戻ってからもわりと我が家の食卓に上る定番料理になった。シンプルで、旨い。街なかで売っているパッションフルーツも、旨そう。
2020.07.21 21:25喜界島 その12 ハワイビーチ喜界島の北のはずれにそのビーチはある。昔「おぉ、このビーチはハワイのようだ」と言ったので名前がついたとか。もうなんかのネタかと思った。ただし、美しさは絶品。飛行機が出る時間まで潜らせてもらいました…
2020.07.19 20:05喜界島 その10 ビーチ喜界島のビーチは想像を上回る美しさだ。だいたいテレビとかネットとかで「美しいビーチ」なんて飽きるくらい見ていたつもりだったが、その先を行く美しさだ。たぶんそれは隆起珊瑚礁や石灰の明るい石垣の家並みを抜けて、目の前にバーンとビーチが広がる、という演出効果のおかげかもしれないのだけど…とにかく美しい。
2020.07.17 19:10喜界島 その9 まっすぐな道なだらかな丘が続く「喜界島」だが、島の中心部にさとうきび畑を横切る、本当に真っ直ぐな道が走っている。ちょうどこの季節、空の青さ、海の青さ、さとうきび畑の青さ、すごくコントラストがいい。